かくいう私も、どっぷりと物質文明の中に浸かって生活しています。
しかし、思い起こせばほんの数十年前、
私達が貧しい子供時代には、そんな生活が当たり前だったのです。
子供達にとって紙芝居が唯一の楽しみであり、
魚取りや虫取りが日課の生活でした。
大人達も夕方は早めに風呂に入り、一杯飲んで夕涼みをしていました。
今日のように朝早くから夜遅くまで
仕事をしているような人はいなかったのです。
それでも、それはそれで楽しい毎日でした。
近所付き合いも和気藹々としていました。
今では隣に住んでいる旦那さんの顔も
見たことがないような事も良くあります。
子供達が非行に走るのも、
現代社会がもたらした弊害の一つだと言われています。
家賃が高く、物価の高い都会では
共稼ぎが当たり前になっています。
そんな家庭では厳しい社会情勢の中で
夫婦とも疲れ切っていると言います。
そんな夫婦がほっと一息つけるのは、日曜や休日です。
自分たちの体の疲れや精神的な疲労を癒すのが精一杯で、
子供達に目を向けてやる余裕がないと言うのです。
最近では、そんな生活に疑問を感じて
都会を離れる人もいるようですが、
多くの場合、こんな生活が当たり前になっているのではないでしょうか。
もう一度、「豊かさとは何か」と言うことを
考え直してみたいものです。
豊かさとの引き替えに、多くの大切なものを
どこかに置き忘れているのではないかと・・・・。
ゲートシティその3
ゲートシティその2
夫婦の血のにじむような努力があって事業が成功し、
大きな財産を手に入れる事が出来ました。
一生遊んでいても生活できるような財産です。
しかし、そんな思いをしてまで手に入れた、要塞町での生活でしたが、
彼の心にはいつも満たされない思いがありました。
彼は苦労を共にした妻を置いたまま、家を出たのです。
成功して、この町に入ってくる人、
事業に失敗したり解雇されて、
ここでの生活を諦めなければならない人、
明暗を分ける人の出入りが常にあるようです。
成功したとは言え、満ち足りぬ思いや、
成功者と言えども決してのんびりとはしておられないど、
考えさせられることの多い番組でした。
私達が子供の頃には家に鍵をしないで寝ていました。
泥棒に入られても盗られるようなものは何もなかったからです。
また、いくら貧乏をしていても、
人様の物には手を出すなと厳しく戒められていました。
泥棒をしようと言う人もいなければ、
盗まれて困るような財産もありませんでした。
何という清々しい社会ではないでしょうか。
確かにその通りなのです。
財産があるから蔵を建てなければならないのです。
高い塀を巡らして泥棒の侵入を防がなくてはなりません。
家にも二重、三重に鍵をしなければなりません。
無いと言うことほど安心な事はないのです。
しかし、口で言うほど単純な事ではない事も事実です。
将来への不安や、贅沢に慣れきった私達の心が
容易にそれを許さないからです。
ゲートシティその1
NHKスペシャルで
富の攻防「要塞町の人々」という番組がありました。
アメリカには一般住宅区域から離れた場所に、
街の周辺を高い塀で囲んだ住宅地があるそうです。
この住宅地には警備員がいて、
ここの住人以外が出入りすることを厳しく制限しています。
そんな高級住宅街ですから、
住んでいる人達は経済面で成功した人達です。
IT企業、投資会社のエリートビジネスマンや
ベンチャー企業の経営者等です。
会社の幹部社員だとか、自分で開業している人や、
自分の才能だけで成功した人達など様々です。
しかし、要塞町に住み続けるには毎月多額のお金が必要です。
事業に失敗したり、会社を解雇された時には哀れです。
今まで通りの生活を維持していくためには、
わずかばかりの貯蓄は、たちまち底をついてしまいます。
また、生活費は夫だけの収入では足りず、
夫婦共稼ぎも少なくないようです。
共稼ぎ夫婦の場合、仕事のために、
すれ違い生活を余儀なくされます。
幹部社員は家にいても仕事が追いかけてきます。
ここでの生活を維持しようとすれば、
決して安閑と快適な生活を楽しんでばかりはおられないのです。
そんな綱渡りのような生活を支えているのは、
人よりは立派な家に住み
エリートの生活をしているという優越感だけなのです。
貸倉庫業で財をなした夫婦についても紹介されていました。
事業が成功するまでは、大変貧しい生活だったようです。
何とか早く、こんな苦しい生活から抜け出したいという思いが、
成功するまでの夫婦の生き甲斐でした。
人の欲望
人のよくぼうは限りがありませんね。
少なくともアメリカを初めとする国々から
資本主義の考え方が入ってくるまでは、
儒教や仏教と言った
人々の欲望を抑えるような考え方が一方にあり、
日本人の暴走を押さえていました。
慎ましやかに生きることが美しいことであり、
清貧が美徳でもありました。
小林一茶や良寛さんといった
欲望から離れた世界に生きる人達を
素晴らしいと思う心もありました。
しかし、戦後、日本がアメリカナイズされるに連れて、
そんな教えや考え方は忘れられてしまいました。
欲望の行き着く先は地獄です。
それは昨今の世の中を見れば良く分かることです。
有り余るほどの物は、
これもあれもと私達に消費を迫ってきます。
また、私達が物を買い、物を消費しなければ
経済は維持できなくなっています。
そのために、大量生産は
大量の未消化物や廃棄物を作ってきました。
売れ残った物は惜しげもなく破壊され、
使い捨てられた物は大量の環境汚染物質になって来たのです。
瀬戸内海では昔から底引き網が行われています。
比較的水深が浅いからです。
その底引き網には、
毎回、おびただしいプラスチック製品が引っかかってきます。
魚の数よりは多い事も少なくありません。
これらは全て川に流されたり、海に捨てられた物なのです。
木や草であればいずれは腐ってしまいますが、
プラスチック製品はいつまでも残るのです。
会社の側に遊水池があります。
ここにも大量のプラスチック製品が浮いていたり、
岸に打ち上げられています。
これらを見る時に、人間は今まで何をしていて、
これから先、何をしようとしているのだろうと
考えさせられてしまいます。
不動産業界裏話
最近、住宅メーカーの営業さんとお話しする時間が持てた。
住宅メーカーの営業方法に付いて感じていた事が、話しをしていて、確信できた事がある。
それは、『建築地を持っていないお客様の土地探しは苦手』
多分、彼等には、そんな意識は無いのだろうが、バブルを経験した会社の先輩は、
なかなか決まらないお客様より建築地を持っているお客様の方が短時間で契約できるのでそちらを追客するだろう。
それを見ているとどうしても後輩は、その方法を選ぶ。
さらに、その後輩もその先輩の営業方法を見て……と言う連鎖が起きているのだろう。
さらに、そんな中、全国着工棟数が100万戸を割り込み建て替えの割合が減ると当然建築地を持たないお客様を追客しなければ年間契約棟数が全く確保出来ない数字になる。
だから、今は、一生懸命建築用地を探しているようです。
しかし、不動産業界はそんなに簡単に入って行く事の出来ない古風な一面を持った業界です。
まさに、『一見さん、お断りどすえぇ~~~。』
の世界なのだ(笑)。
今でこそ、インターネットの普及で不動産情報もオープンになりましたが、まだまだクローズな部分が多い、一般人には理解不能な事が多々起きている。
だから、
住宅営業だけしかした事のない人が簡単に出来るものではない。
物件の商談
一軒家の場合、物件の商談は早い者勝ちです。売り主に商談を持ちかけた順番で話が進みます。
なので、自分より前に客がいた場合はその客が値引き幅での折り合いがつかない とか
ローン審査が下りない などの理由で破棄した時点で、次の人に商談権利が回ります。
うちは四番目でしたが、フツーに回ってきました。
まずはローンの前審査を銀行に提出。同時に値引き交渉で無茶ぶりしてみたところ人気地区なんで、希望額までは届きませんでしたが、そこそこ価格を下げて貰えました。
商談成立です。
売り主に前金ドル袋を払い、今後の流れや契約について一時間程度の説明を受けます。あくびが止まらない。
で、1週間程でローンの前審査が終わり、本審査。
前審査が通ったら、間違いなく本審査も通ります。
自分好みの家具を探しましょう。
家具の納期は1ヶ月を見て下さい。
あと、洗濯パンのサイズや、コンセント位置も要チェック。
本審査にも1週間程度かかり、いよいよローン締結。
実印を押す手が震える。
家の内、外装を最終チェックし、不具合を伝えます。
引き渡しまでに直して貰いましょう。
権利の引き渡しと鍵の譲渡。火災保険の開始を同時に行い、全て終了。
ネットで不動産がオークションできる時代!
中国にタオバオというイーコマースサイトがあります。
ここでは、不動産の仲介も扱っているんです!!!
58同城ほど賑わっていないけど、なんでもやっとるな。
それはさておき朝から部屋探し、A座の22階は見晴らしはいいが部屋汚い、家具も家電も汚い。
D座の6階は南向きとのことで期待してみてきたが低すぎて日がささん。安いけど、D座の7階は
内向きの部屋中庭がよく見える。きれいな部屋、家電も比較的新しい。でもオープンキッチンで
面積がちと狭い、でも1800。つぎB座23階、高い高い見晴らしはいいでも北向き。家具付き家電
なし、広さは今のところとほぼ同じ。冷蔵庫と洗濯機とテレビを自分で手配しないと。っとどれも
決定打を打てない。不動産屋さんにも行ってみた。紹介されたのはほぼ同じところだ。あしたも
探してみる。今夜は火薬臭くないぞ。
不景気な日本
最近は不動産関連の企業、それ以外の企業に関わらず、倒産の案件が増えました。
破産(準備含む)により倒産したのは、兵庫の旅館経営「なぎさ別館」、福井の土木建築「サバエコンストラクト」、青森の洋菓子店経営「パリ亭」、 岡山の医療法人「浄風会」、愛知の不動産業「芦屋シニアレジデンス」、山形の旅館経営「まるみ」、福島の伸線業「シーエイエス東日本」、大阪の専門紙発行 「建設日報社」、広島の贈答品販売「ギフトピア」、大阪の電気設備工事「エレテック」。
また、石川の旅館経営「NSRH」が特別清算決定を受けたほか、鳥取のゴルフ場「グリーンパーク大山ゴルフ倶楽部」、佐賀の旅館経営「吉花亭」、鹿児島の建設機械リース「日本建機リース」が民事再生法の適用を申請しました。
特に福島、北関東のゴルフ場は風評被害が相次いでいるときいてます。
こういうときこそ、日本国民が一丸となって、お金を使いまくるときだと思います。
倒産のニュースや震災のニュースが相次ぐと、行動経済学の観点からも、余計に消費を控えてしまいがちです。
それはひいてはjapan全体、また国民一人ひとりにかかわることです。
空売りというブログにも弱い日本の強い円という記事があります。
講習会
先日、浅草公会堂で行われた、(社)東京都宅建協会中央ブロック主催の合同研修会の受講にいきました。
CFネッツはウサギのマークの全日不動産協会(最も歴史が古く2万5千社ほどが加盟)、南青山建築工房はハトのマークの宅建協会(全国13万の不動産業者の約8割、10万社が加盟)に加盟しています。
どちらも、定期的に行われる研修会に参加しないと会員資格を失ってしまう可能性があるのでちゃんと出ないといけないんです。
このあいだ、九州に2回出張して4ヶ所で講演をしたのは、福岡県の宅建協会主催の研修会で、しゃべるほうをやったんです。
研修はもちろん、誰かが行けばいいんですけど興味が沸くテーマの時には自分でも聴講しにいきます。
今回の研修会の第一部は去年まで、「朝ズバッ!」のコメンテーターをしていたジャーナリストの嶌 信彦 氏。
「大震災と日本の行方」というテーマでお話をされていました。
内容は・・・・特に目新しいこともない長い話のあとに、政局にちらっと触れた程度でした。
続く。